夏の京都 おすすめ5選

夏の京都 おすすめ5選

早いもので7月ですね。
京都の夏は湿度が高いため、蒸し暑い毎日です。
しかしこの夏だからこそ楽しめるアクティビティやイベントなども多いんです。
今回は楽しめる夏の京都おすすめ5選をご紹介します!



1. 祇園祭


夏の京都を代表する祭りといえば「祇園祭」です。7月に開催されるこの祭りは、日本三大祭りの一つとして知られており、迫力ある山鉾巡行や祭りの雰囲気を楽しむことができます。特に7月15、16日には露店が出るので特に盛り上がりたくさんの人が訪れますよ。烏丸通(三条通から蛸薬師通周辺)・室町通(山伏山から白楽天山周辺)・新町通(放下鉾から岩戸山周辺)などの一部の場所に屋台が並びます。

7月17日は巡行といって、山鉾が市内中心部をまわります。山鉾は「動く美術館」とも言われ、山鉾に飾られる懸装品も見どころです。たくさんの観光客が朝から四条通や河原町、御池通に集まります。17日の夜には御神輿を見ることができます。現在は前祭、後祭と二部に分かれているので、18日以降には後祭の山鉾が建ち並びます。





2. 清水寺


京都を代表する観光スポットである清水寺も、夏に訪れる価値があります。特に夜間にライトアップが行われる「清水寺夏の特別拝観」は幻想的な雰囲気で、夏の夜をロマンチックに演出してくれます。8月14日〜16日の日没から21時まで楽しめます。8月9日(水)~8月16日(水)は千日詣りと言ってその日たった1日の参拝で1000日、毎日、詣でたのと同じだけのご利益や功徳を得ることができるとされる日です。ぜひ清水寺も足を運んでみてくださいね。

 

 



3. 納涼床

 

夏の暑い日には、京都の鴨川沿いで涼を求めるのもおすすめです。川沿いの桜並木や緑豊かな景色を眺めながら、散歩もおすすめ。この夏の時期は納涼床と言って、先斗町にあるレストランが特別にテラスを設けて外でお食事をすることができます。この納涼床は「床」とも呼ばれています。床での食事は特別なコースがあることが多いです。ぜひ京都の夏の夜を外で過ごしてみませんか。
京都北部の貴船でもより川に近い距離で床料理を楽しめます。より涼しさを求めるならば貴船での川床料理がおすすめですよ。リーズナブルな流しそうめんなども人気です!

 

 

 



4. 大文字

 


夏の京都を代表する夏のイベント「大文字」。夏の夜空を彩る「京都五山送り火」は、お盆の精霊を送る伝統行事です。東山に大の字が浮かび上がり、続いて、松ケ崎に妙・法、西賀茂に舟形、大北山に左大文字、そして、嵯峨に鳥居形が点ります。毎年8月16日の20時ごろに行われます。京都のいろんな場所からみんながこの送り火を見ています。お盆の時期に京都に来られる際はぜひ送り火をぜひ見てくださいね。京都御所、鴨川、下鴨デルタから銀閣寺の裏にある大文字、嵐山から鳥居、京都北部からは妙法、舟形などが見えます。

 

 

 

5.みたらし祭

 


下鴨神社では、7月21日(金)~7月30日(日)にみたらし祭が行われます。
こちらも毎年行われているお祭りです。
平安時代、貴族は季節の変わり目に禊祓いをして罪、けがれを祓っていましたが、現在は京の夏の風物詩として、無病息災を祈る多くの参拝者で賑わいます。
境内の御手洗池に裸足で入り、お祓いの神様に参拝した後、ご神水を飲み心身を清める。楼門前には納涼市のテントが並び、みたらし団子をはじめ、京都の老舗名店が出店しますよ。無事「足つけ神事」を終えたらぜひとも食べたいのがみたらし団子です。なんと、この下鴨神社はみたらし団子発祥の地でもあったのです!みたらし団子は御手洗池から出てくる泡を形どったのだとか。
おすすめは下鴨神社からほど近い「加茂みたらし茶屋」。みたらし団子は串に5個。これは人間の身体・五体を表しているとされているんです。だから、1個は頭を表しているので離れて刺さっています。昔は夏越の行事に使う人形(ひとがた)のように神前に供え、ご祈祷を受けた後に家に持ち帰って食べたそうです。






以上、夏の京都でおすすめのアクティビティや観光スポットです。京都の美しい風景や伝統的な文化に触れながら、涼を感じる素敵な夏をお過ごしください。

ブログに戻る